2014年8月14日

ベネチアのラグーン内-大型クルーズ客船の通行が禁止に!?

*2014年8月追記:通行禁止にすることが復活しましたが、開始時期は不明です。(記事はこちら
*2014年6月追記:大型船通行反対のデモがベニスで行われる時は、早めに空港に着くように船会社が呼びかけています。(MSCのお知らせはこちら。こんな直前に出されても、飛行機はもう決まってるだろうしどうしようもないのですが…)
*2014年3月追記:通行禁止の決定自体が保留になったそうです。(記事はこちら
*2014年2月追記:通行禁止は2015年1月からに延期になるようです。(記事はこちら


ベネチア発着のクルーズでは、観光客でいっぱいのサンマルコ広場や涙橋、ウフィッツィ美術館のすぐそばを通った。船から見るあまりに美しい光景と、そのあまりの近さに、涙が出るくらい感動したものだけれども…。

2014年の11月から96,000トン以上の船の通行は禁止になり、ポートもベネチア中心部からはずいぶん離れた所に変更になるという。(ニュース記事はこちら)
私が乗ったMSCディビーナも、スプレンディダも、13.9万トンもあるから、通行禁止の対象だ。


今までもベネチアでは客船通行禁止を求める環境保護団体のデモがよく行われて、客船の出港が遅れたりしていた。ニュースではデモの理由がきちんと報道されず、感情的な反対運動なのかなと思っていた。

専門家によれば、大型客船はベニチア湾内に打ち込まれた1000年以上前の木の杭に負荷をかけるそうだ。それなら通行禁止も大いに納得だ。

大型客船が寄港する経済効果は大きいので、イタリア政府もなかなか決められなかったらしい。でもついにあと1年。ベニチア発着のクルーズに、駆け込み乗客が殺到するかな?


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